Ambientのチャートには、IoTデータを古いものから新しいものへ時間軸に沿って表示する折れ線グラフや棒グラフ、稼働状態などと、データの現在値(最後に送られた値)を表すメーターと棒グラフというチャートがあります。時間軸に沿ったデータ表示は、値が上昇しているのか下降しているのか、安定しているのかといった推移が分かりやすいです。一方、現在値を示すメーターや棒グラフは現在の値をひと目で把握できます。必要に応じてお使いください。もちろんデモ画面のように一つのボードに同じデータを時系列表示と現在値の両方で表示することもできます。
このデモ動画は、5秒ごとに0から100までの乱数を発生させ、d1からd4までのデータとしてAmbientに送信して、3つのチャートで表示したものです。左側の折れ線グラフは横軸が時間軸で、時間軸に沿ってデータがどう変化したかを表示しています。一方、今回追加した真ん中のメーターと右側の棒グラフはデータの現在値(最後に送られた値)を表示しています。
メーター
メーターはデータの現在値を丸いメーターで表示します。チャートの生成画面、あるいはチャートの設定変更画面の「チャート種類」で「メーター」を選択すると、データがメーター表示されます。
最小値、最大値はメーターに表示するデータの最小値、最大値で、省略時は0から100です。表示するデータが最大値を超えると、実際のメーターと同様に針が振り切れます。
緑ゾーン、黄ゾーン、赤ゾーンはメーターの外周に緑、黄、赤の帯を表示する機能で、それぞれのゾーンの最小値、最大値を%で指定します。値を指定しないと帯そのものが表示されなくなります。デモ動画では緑ゾーンを設定せず、黄ゾーンを70%から90%、赤ゾーンを90%から100%に設定しています。
棒グラフ(現在値)
棒グラフはデータの現在値を棒グラフで表示します。設定画面の「チャート種類」で「棒グラフ(現在値)」を選択すると、データが棒グラフで表示されます。