Ambientは、IoT端末から「チャネル」にデータを送信し、ブラウザで「チャネル」を見ると、データがグラフ化されて見えます。今回、「データを送れば、グラフ化されて見える」という単純さを維持しながら、複数端末のデータを並べて表示し、レイアウトもカスタマイズ可能なダッシュボード機能をリリースします。

今までは、単純で分かりやすいモデルでしたが、複数のIoT端末のデータを1ページにまとめて見ることができませんでした。

今回、データの送信先(「チャネル」)とブラウザで見るもの(「ボード」)を分離し、1つのボードに複数のチャネルのデータを並べて見られるようにしました。

また、チャートをグリッドに沿って自由にレイアウトできるようにしました。

この機能は Ambientの基本機能として、無料部分でもお使いいただけます。

また、今回の機能追加でIoT端末(マイコン)側のプログラム修正の必要はありません。

諸元と制限

  • 12ボードまで無料で使えます。また、1ボードあたり12個のチャートを作れます。
  • ボードは、作ったユーザーだけが見られますが、「公開」モードに設定すると、誰でも見られるようになります。
  • 1つのボードではチャートの高さは同じになります。幅はチャートごとに変えられます。

従来、「L」と「M」という高さも幅も異なるチャートを配置できましたが、それはできなくなります。LサイズとMサイズのチャートを1ページに混在して使っている方は、ダッシュボード機能リリース後にレイアウトを調整してください。