2018年2月15日に開催された第11回エンタープライズIoTLTでセンサー端末の省電力化のお話をさせていただきました。
マイコン(ESP8266)を使った温湿度・気圧センサー端末を省電力化する話です。ポイントは
- 5分に1回温湿度・気圧を測ってクラウドに送信するセンサー端末の省電力化をした。
- (Deep Sleep以外の)動作している時間は6.2〜3秒で、時間で言うと2%だが、この2%で76%の電力を消費している。
- Deep Sleep中でも全体の24%の電力を消費している。
- 省電力化に一番効果があったのはデーターを毎回送信せず、何回かに1回まとめて送信したこと。
- 実際のデーターを測定して、現状把握、仮説、検証をするのが大事。
会場の反応を見ていると、Deep Sleep中の電力消費が思った以上に大きいことが意外だったようです。実データーを測定することの大事さがお伝えできたと思います。
センサー端末の省電力化 from AmbientData