Ambientのnode.jsライブラリーにデーターの読み込み機能を追加しました。ライブラリーはnode.jsのパッケージ管理サービスnpmに登録してあり、次のようにnpmコマンドを使ってインストールすることができます。
$ npm install ambient-lib
Ambientからのデーター読み込み
データー送信と同様に最初にチャネルIdとライトキー、リードキーを指定してAmbientに接続します。読み込みしかしない場合、ライトキーは”を指定しても大丈夫です。
ambient.connect(チャネルId, ライトキー[, リードキー[, ユーザーキー]]);
データーの読み込みにはデーター件数を指定する方法、日付を指定する方法、期間を指定する方法があります。
件数を指定してデーターを読み込む
ambient.read({n: 件数[, skip: スキップ件数]}, function(err, res, data) { console.log({err: err, data: data}); });
パラメーター
- n: 読み込むデーター件数を指定します。最新のn件のデーターが読み込まれます。
- skip: スキップ件数。最新からスキップ件のデーターを読み飛ばし、その先n件のデーターが読み込まれます。
- callback: データー送信後に呼ばれるコールバック関数。パラメーターはrequestモジュールのコールバック関数のパラメーターと同じです。
戻り値
次のようなJSON形式の配列が返されます。
[ {created: '2017-02-25T15:01:48.000Z', d1: 数値, d2: 数値, d3: 数値}, {created: '2017-02-25T15:06:47.000Z', d1: 数値, d2: 数値, d3: 数値}, ... ];
データーの生成時刻’created’は協定世界時(UTC)で表示されます。データーは生成時刻の昇順(古いものから新しいものへ)で並びます。
日付を指定してデーターを読み込む
ambient.read({date: 'YYYY-mm-dd'}, function(err, res, data) { console.log({err: err, data: data}); });
パラメーター
- date: ’YYYY-mm-dd’: 指定した日付のデーターを読み込みます。
戻り値
件数を指定した場合と同じJSON形式の配列が返されます。
期間を指定してデーターを読み込む
ambient.read({start: 'YYYY-mm-dd HH:MM:SS', end: 'YYYY-mm-dd HH:MM:SS'}, function(err, res, data) { console.log({err: err, data: data}); });
パラメーター
- start: ’YYYY-mm-dd HH:MM:SS’:
- end: ’YYYY-mm-dd HH:MM:SS’:
startからendまでの期間のデーターを読み込みます。
戻り値
件数を指定した場合と同じJSON形式の配列が返されます。